キャリアコンサルタント試験の受験資格と試験の内容
キャリアコンサルタントは、職業の選択や職業能力の開発についての相談に応じる国家資格です。キャリアコンサルタント試験は学科試験と実技試験(論述・面接)で、受験するには養成講習の修了などが必要です。
受験資格
キャリアコンサルタント試験を受験できるのは、厚生労働大臣が認定する養成講習を修了した人か、相談の実務経験が3年以上ある人などです。受験資格は、次のいずれかに当てはまることです。
- 厚生労働大臣が認定する養成講習を修了した人
- 職業の選択、職業生活設計、職業能力の開発・向上に関する相談の経験が3年以上ある人
- 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験か実技試験に合格した人
第32回の試験(2026年7月)では、学科試験の受験者3,804人のうち3,425人が、養成講習の修了で受験しました。
学科試験と実技試験
キャリアコンサルタント試験は、学科試験と実技試験の2つです。実技試験は、論述と面接に分かれます。
学科試験は、四肢択一のマークシートで、50問を100分で解きます。
実技試験の論述では、相談の事例の記録を読み、設問に記述式で50分で答えます。実技試験の面接は、相談の場面のロールプレイ(15分)と口頭試問(5分)です。
合格の基準
合格の基準は、学科試験が100点満点で70点以上、実技試験が150点満点で90点以上です。
実技試験は、論述が配点の40%以上、面接が評価の区分(態度・展開・自己評価)ごとに40%以上であることも必要です。学科試験と実技試験の一方に合格した人は、合格した試験の免除を受けられます。
受験手数料
受験手数料は、学科試験8,900円、実技試験29,900円です。
試験を行う機関
キャリアコンサルタント試験は、キャリアコンサルティング協議会と日本キャリア開発協会の2つの機関が行っています。
学科試験は、2つの機関で同じ問題です。実技試験の面接は、機関ごとに日程と問題が異なります。
キャリアコンサルタントの講座を選ぶ
キャリアコンサルタントの養成講習は、受講料・受講の形式・開講する月がスクールごとに異なります。
出典
- 厚生労働省「キャリアコンサルタントになりたい方へ」
- キャリアコンサルティング協議会「試験概要」
- 厚生労働省「キャリアコンサルタント試験 試験日程 令和8年度・令和9年度」
- 厚生労働省「第32回キャリアコンサルタント試験結果の概要」